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 伊勢春慶のルーツは室町時代に遡り、伊勢神宮の工匠が御造営の御残材の払い下げを受け、内職として始めたと伝えられています(昭和4年発行「宇治山田市史」より)。ゆえに重箱や膳など桧の板を素材とする箱物が多く、また木目を生かす透明漆の春慶塗であることも素朴な生なりを尊ぶ伊勢の気風を現しています。

 明治期には内国勧業博覧会などで「粗ナリト謂ヘドモ廉価ニシテ堅固」という評判をとり、工芸品ではない日常の雑器として全国で使われるようになりました。

◆木地は桧。
◆木地固めの際、四隅に組子を施す。
◆箱物の底の隅には“こくそ”と呼ばれる
 黒い目留めを施す。
◆食紅や弁柄などで着色する。
◆下塗りに柿渋を多く用いる。
◆春慶漆または朱合漆を施して仕上げる。

 まず丈夫で長持ちする実用性の高さ、そのうえに下塗りと透明漆の重なりが木目の美しさを際立たせる風合いの良さもあって、各地に広がったのです。